近畿大学工学部マルチメディアシステム研究室では、自動車のHUDに提示する情報の研究や、マルチメディアを利用した教育支援システムの設計・開発を行っています。

何かソフトウェアを作成する場合には、新たな技術により実現可能になったものを考案して作成する方法もありますが、ソフトウェアを適用したい対象を考察し、モデルを作成することで対象を作成する方法もあります。

後者の方法の場合、例えば学習を対象にした時、一般には教員が学習対象を見て有効な教育方法を考案しますが、学習対象を工学分野の人間が見れば、また違った形に捉えることができます。これを現場教員と相談しつつソフトウェア化することで、単なる高速化ではなく、ソフトウェアを用いるからこそ実現できる活動を考案することができると考えています。

また、最近では人工知能のように人間に匹敵するような技術が数多く生み出されております。一方で、人間が多くの作業を行わなくて良いようになることで、人間の能力が低下してしまうということも問題として指摘されております。故に何かソフトウェアを設計・開発するときには、人がどこまでをやるべきで、システムがどこまでを支援すべきかを考えることも重要な問題であるということが指摘されているます。

このようなことから、この研究室では工学に携わる研究者として、様々な活動を捉え直し、再設計することを試み、その捉え直した対象のモデルに基づき、どこまでをシステムが支援し、どこまでを人間が行うべきかを考察することでシステムを制作することを通して、人と様々なデバイスがどう関わり合うべきかを研究しております。同時にこうした研究を行うことで、対象を工学的に捉え直すことで、システムを設計・開発することのできる学生を育成したいと考えています。

※本文章は駆け出しの研究者の覚書のようなものです
※本文章は曖昧なところも多いので、多分に書き直す予定があります
※また、上記の内容は一意見であり、上記のものが正しいとするものではありません


近畿大学工学部情報学科
マルチメディアシステム研究室
山元翔